私がタバコを初めて吸ったのは16歳のときです。
私は父と母と弟の4人家族だったのですが、父も母も愛煙家でした。
当時タバコの煙が大嫌いだったのですが、狭い家だったので、
どこにいても煙たい状態でした。
一つの部屋に家族が川の字になって寝ていたのですが、
布団の中でも平気でたばこを吸う父だったので、
朝は煙草のむせかえるような匂いで目が覚めるのです。
もちろん寝る時もモクモクとした煙たい布団の中で眠るのです。
今では考えられない環境です。
でも、幼い時からこういう生活だったので、当たり前のようになっていて
特に両親に対する不満も煙草に対する不安もなかったように思います。
中学生の時にたばこの害についての授業がありました。
それまで、なんとなく体に悪いということは知っていましたが、
「私は癌です。タバコを吸うんじゃなかった」的な物語風の映像プラス
副流炎の害の説明、体に悪いというたくさんのデーターを見せられ
とても怖くなったのを覚えています。
「私が親なら子供の前で絶対にタバコなんて吸わない。。。
なんで自分の子供の前で平気で吸えるんだろう。。。」
とても悲しく悔しい気持ちになりました。
でも子供だった私には何もできませんでした。
高校生のとき、コタツの上にポンと置かれてあるタバコが
目に入ってきました。
何気に吸ってみると全くおいしいと感じないのです。
「なんでこんなもん吸うねん!なにがええの?」
一口吸っただけでタバコの火を消しました。

